わたしの美味しい記憶

美味しかったもの、美味しかったものにまつわる思い出の記録です。

ちもとの湯もち

 

私の勝手な和菓子ランキングで、20年以上の長きに渡り1位に輝き続けるちもとの湯もち。

 

柔らかーいほわほわのお餅の中に、コロッと入った本練羊羹。マシュマロのように柔らかなお餅と硬質な羊羹の食感のコントラスト、そしてぽわーんとお口の中に広がる柚子の香り。文句なしに幸せな気分になれる和菓子であります。

 

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「国産もち米を使用した白玉粉を練り上げたやわらかいお餅の中に、箱根を流れる早川の岩石になぞらえ細かく刻んだ本練羊羹を切り入れ、柚子の香りをもって蜜柑の里を匂わせた、箱根を代表する銘菓です。そのやわらかさは、温泉の湯につかったやわ肌を思わせるなめらかさです。神奈川県の指定銘菓にも選ばれております」

【公式】箱根銘菓 湯もち本舗 ちもと より

 

神奈川県の指定銘菓だったんですね。存じませんでした…。神奈川県出身です。(´∀`;)

 

 ほわほわのお餅が、温泉につかったやわ肌で、羊羹が早川の岩石、柚子がみかんの里をイメージしていたお菓子だったことも初めて知り、改めて感銘を受けました。

 

お味のみならず、心惹かれるオシャレなデザインの包装紙。このパキッとした緑に白い模様の包装紙と赤の紐の箱を見つけると無条件に心がときめきます。

 

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 その昔、短大時代の友人達と箱根に行き、その友人から評判を聞いた湯もち。その時は、そんなに心が惹かれるお菓子とは思わずになんとなく一緒に購入し、帰宅後に食しその美味しさに驚いて以来、箱根といえば、私の中では、ちもとの湯もちです。

 

箱根に行く、もしくは買ってきてもらえる機会があるのは、1年に1度あるかないか…という希少性もあいまって、ますます私の湯もちに対する思いは高まります。

 

信販売や都内のデパートでの月に数回の外部販売でも購入可能なのですが、なかなか食べられないからこそ、ありがたくあり続ける湯もちなのでありました。